ワイヤーを使った歯列矯正のデメリットとは?

歯列矯正というと、専用の装置を歯に取り付け、そこにワイヤーを通すという方法が一般的ですし、そのような事を思い浮かべると言う人も多いようです。
この歯列矯正にはメリットもありますが、デメリットもあります。
歯列矯正治療を行なう際には、メリットだけではなく、デメリットについても知っておく必要があるでしょう。

まず、治療に用いられるものの中には、金属アレルギーの原因となる成分が含まれている可能性があるということです。
つまり、ワイヤーでの歯列矯正治療を受けることにより、金属アレルギーの反応が出てしまう可能性があります。
金属アレルギーが心配という場合には、治療を受ける前に皮膚科などで検査を受けるようにしましょう。
金属アレルギーであることが判明した場合には、親和性の高いチタンなどの素材を使用することで症状を防ぐことが出来る可能性があります。

次に、ワイヤーを通しているため、その部分に食べカスが残りやすいという事もデメリットと言えるでしょう。
また、歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病のリスクも高くなります。
一般的な歯ブラシではなく、ヘッドが小さめの歯ブラシを使用したり、部分磨き用の歯ブラシを使用することである程度解消することが出来る場合もありますが、注意が必要でしょう。

歯の表面ではなく裏側に矯正装置やワイヤーをつけることにより、歯の表面に取り付けるよりも目立ちにくくはなりますが、それによって発声のしにくさ、違和感を感じるということもあります。
器具を装着してから時間が経過することで、慣れてきますが、普段通りの発音に戻るためには、2ヶ月程度の時間を要する事が多いようです。

また、歯の表面に矯正装置を取り付けた場合、ワイヤーの色が目立ってしまうこともあるため、審美性に欠ける事もデメリットとして感じるかもしれません。
最近は白い色のワイヤーを使用することで、目立ちにくくすることも出来るようですが、費用が高くなる可能性もあります。

歯列矯正治療は長期に及ぶ治療の一つですが、専用の装置を取り外したとしても、それで終わりというわけではありません。
後戻りを防ぐためのリテーナーという物を使用する必要があります。
リテーナーの使用期間は個人差がありますが、出来る限り長く使用していたほうが後戻りを防ぐことが出来るとされています。
リテーナーについては、取り外しを自由にすることが出来ますので、一日中つけていなくても、就寝時のみの使用でも構わない事も多いようです。